ねこの本

インドネシアで入手した「ねこの本」
  • 2025.02.02
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人間中心の「感動物語」にお腹いっぱい 「ねこのディケンズ」[ねこの本]

 24人によるアンソロジー、「米国のねこ推し本だ!」とワクワクして買ったものの……ねこの起こすさまざまな「魔法」を描いた「感動物語」(カギ括弧付き)が延々と続いて、お腹いっぱい。それも、あまりにも「人間中心」目線なのだ。例えば、子供が溺れて […]

ねこは異次元へのポータル 「ジャワ島で猫の絵など描きながら思ったこと」[ねこの本]

 最高の本である。石井泰美さんのねこの絵の画集であり、小気味よく過不足ない文章が絵の理解を助ける。泰美さんのねこの絵を買うチャンスはなかなかないが、この画集ならたった12万ルピアで買え、キャンバスの質感から筆の跡まで、じっくり眺めることがで […]

黒ねこ、書店、ミステリーときたら買わない理由はない  「黒ねこの本屋」[ねこの本]

 表紙には黒ねこ2匹が向かい合い、その奥には、書棚にぎっしり本の並んだ様子の見える本屋の扉。この扉は開けるに決まっているだろう! 黒ねこ、本屋、ミステリーと、「買わない理由はない」要素の詰まった本。  オンラインでのほぼ「ジャケ買い」で、「 […]