自分だけの一着を自由気ままに着る 及川さんに聞くバティック仕立てのコツ
及川裕美さんが、インドネシア駐在の約2年間で仕立てたバティックの数は、56着。クローゼットを開けると、カラフルなバティックがずらーーっと。好きな色が偏ってしまいそうなものだが、色合いは様々。「同じ物を持っていても仕方がないので、クーピーの […]
ねことバティック Cats and Batik
及川裕美さんが、インドネシア駐在の約2年間で仕立てたバティックの数は、56着。クローゼットを開けると、カラフルなバティックがずらーーっと。好きな色が偏ってしまいそうなものだが、色合いは様々。「同じ物を持っていても仕方がないので、クーピーの […]
天皇皇后両陛下との接見で身に着けた、チレボンの巨匠カトゥラさんの「コロナと龍」バティック。茶色と紺の色違いで2枚買った。着用した茶色の方は、布のままで大事にしまってある。紺色の方は、思い切って仕立ててみようか。 竹田有希さんの「シャツの […]
「チレボン銀河鉄道」豆本を制作してくれた、豆本作家の赤井都さん(私の妹です)と私の父が、チャップ(型押し)バティックを使って眼鏡ケースを作りました。これが素晴らしい出来なので、ご紹介します。(写真は赤井都さんのインスタグラムから) 使っ […]
国賓としてインドネシアを公式訪問されている天皇皇后両陛下の日程に「在留邦人代表と接見」というものがあり、そのうちの一人に選ばれた。 さて、一体何を着よう? 当然、バティックだが、一体、どのバティックにする? 私の場合、チレボンかインドラ […]
チレボンのカトゥラ工房で買った高級バティックが2枚、破れてしまった。2枚とも壁に掛けたり貼ったりしてあったのだが、ふと見たら、破れている。多分、ねこが爪を引っ掛けて破ったのだろう。 「生命樹」の方は、模様部分には幸いほとんどかかっていな […]
ジャカルタ在留邦人の間にその名を知られた「ベティーさん」、本名はベティー・ダルマワン(Betty Darmawan)さん。「ベティーさんオーダー会」でも触れたように、1982〜84年の2年半、夫の駐在で日本に滞在。日本語学校へ通って日本語 […]
「ベティーさんオーダー会」でバティック2枚をオーダーしたダグソトさんは、「バティックは基本的に『服にしたらいいな』という物を買う」、「バティックは服」派。なので、「バティックは自分の着そうな物を選んで、あまり奇抜な物は選ばない。例えば『メ […]
「ベティーさんオーダー会」で、西川知子さんはバティック2枚をオーダーした。 伝統的な花鳥模様で茶色と紺のバティックは「コロナ禍中にバティックを買いまくっていた中の一枚」。インドネシア・バティック協会のインスタグラム・ライブで購入した。ラ […]
バティックの布を買った場合、「服に仕立てる」という人が一番多いだろう。バティックとは元々、身に着けるものだ。しかし、一枚の布を腰に巻くのが伝統的なスタイル。柄や配置はそれに合わせてあるので、普通のテキスタイルとは違う。布のどこをどう使うか […]
バティックを飾る定位置の一つが、バスルームだ。元々はビニールのシャワーカーテンが掛かっていたのだが、それを取り払って、突っ張り棒にバティックを掛けている。 バスタブはそんなに使わないし、もし使ったとしても、それほど水がはねることもない。 […]
ねこを飼うのに躊躇する理由の一つが「家具を傷付けないか」だと思う。特に賃貸で住む場合、その問題は大きい。そんな時に役立つのがバティックだ。 うちのねこの場合、ベッドのヘッドボードでバリバリ爪とぎを始めて、困っていた。ベッドの一つは布張り […]
母が旅行先で入院し、ジャカルタから駆け付けた時のこと。マヌカハニー、梅エキスなど体に良さそうな物を適当に荷物に入れる中で、バティックも一枚、入れた。「旅行の時にバティック一枚あると便利ですよ」とは、賀集由美子さんに教えていただいたことだ。 […]
バティックを使った豆本「チレボン銀河鉄道」完成しました! バティックとロクタ紙というファジーな素材だけれど、きちんと感が漂う出来に昇格しました。こうなると、ファジーさは、面白いアートと感じられます。 巻物の軸は、天気輪の柱。ここから銀 […]
バティックの飾り方としてインドネシアで最も一般的なのは、装飾を施した木の棒に布を掛け、その棒を壁に吊す、というやり方だ。ただ、それでは、折りたたんだ反対側の、布の一部は隠れてしまって見えなくなる。また、バティックは「腰に巻いて身に着ける」 […]
机の上に並んだ巻物は、天地8.5センチ、厚さ3.5センチぐらいの仕上がり。手のひらにすっぽり収まるぐらいのサイズ感。紙の厚みによって、巻物の太さはいろいろだ。 豆本と言っても、オーダー主である父の好きそうな少し大きめサイズなので、豆本が […]
巻いたりほどいたり、プレスしたり乾かしたりを繰り返しながら、いよいよ、仕上げの作業に入る。まずは、タイトルタグ。 既製品でない方がいいと思い、活版印刷した時に外題も刷っておきました。定規を当てて四角く切ると既製品のようにも見えるので、手 […]
ネパールのロクタ紙に活版印刷したインクをじっくり乾かした後は、製本作業。「製本」と言っても、通常の中綴じ本のように、まとめた紙の片側を、のりや糸で綴じる作業ではない。巻物になるので、広げた布の上に順番に紙を貼っていく。これが、簡単そうに見 […]
「チレボン銀河鉄道」は、ネパールの手漉き紙ロクタに樹脂凸版印刷し、インクが乾くのを待っている(【バティック豆本を作る】 (2)紙に印刷する)。その間に父が、「バティック豆本」のアイデアいろいろを「ペン子ちゃん手帳」に書き留めて送ってくれた […]
「バティックが最大限に活かせる巻物」とコンセプトが決まり、まずはプロトタイプ(原型)を制作。パソコンから実寸大に出力した紙を、横長に細く切ったバティックに貼り付ける。 初めてのデザインと素材なので、布に紙を貼り付けられるか、さらにそれが […]
精緻な手描きバティックは手元でじっくりと眺めたい。バティック職人さんも「手に取った人が見飽きることのないように」と、様々な工夫を凝らして模様を埋めている。仕立てて服にする、飾って部屋のインテリアにする、という以外に、手に取ってじっくり見る […]