バティックを使う

バティックの使い方いろいろ

【バティックを使う】服に仕立てる(3)ダグソトさんの場合

 「ベティーさんオーダー会」でバティック2枚をオーダーしたダグソトさんは、「バティックは基本的に『服にしたらいいな』という物を買う」、「バティックは服」派。なので、「バティックは自分の着そうな物を選んで、あまり奇抜な物は選ばない。例えば『メ […]

【バティックを使う】服に仕立てる(2)西川さんの場合

 「ベティーさんオーダー会」で、西川知子さんはバティック2枚をオーダーした。  伝統的な花鳥模様で茶色と紺のバティックは「コロナ禍中にバティックを買いまくっていた中の一枚」。インドネシア・バティック協会のインスタグラム・ライブで購入した。ラ […]

【バティックを使う】服に仕立てる(1)ベティーさんオーダー会

 バティックの布を買った場合、「服に仕立てる」という人が一番多いだろう。バティックとは元々、身に着けるものだ。しかし、一枚の布を腰に巻くのが伝統的なスタイル。柄や配置はそれに合わせてあるので、普通のテキスタイルとは違う。布のどこをどう使うか […]

【バティックを使う】ねこの爪とぎ防止

 ねこを飼うのに躊躇する理由の一つが「家具を傷付けないか」だと思う。特に賃貸で住む場合、その問題は大きい。そんな時に役立つのがバティックだ。  うちのねこの場合、ベッドのヘッドボードでバリバリ爪とぎを始めて、困っていた。ベッドの一つは布張り […]

【バティックを使う】旅行に一枚

 母が旅行先で入院し、ジャカルタから駆け付けた時のこと。マヌカハニー、梅エキスなど体に良さそうな物を適当に荷物に入れる中で、バティックも一枚、入れた。「旅行の時にバティック一枚あると便利ですよ」とは、賀集由美子さんに教えていただいたことだ。 […]

【バティック豆本を作る】(7)銀河鉄道の旅

 バティックを使った豆本「チレボン銀河鉄道」完成しました!  バティックとロクタ紙というファジーな素材だけれど、きちんと感が漂う出来に昇格しました。こうなると、ファジーさは、面白いアートと感じられます。  巻物の軸は、天気輪の柱。ここから銀 […]

【バティックを使う】壁に貼る

 バティックの飾り方としてインドネシアで最も一般的なのは、装飾を施した木の棒に布を掛け、その棒を壁に吊す、というやり方だ。ただ、それでは、折りたたんだ反対側の、布の一部は隠れてしまって見えなくなる。また、バティックは「腰に巻いて身に着ける」 […]

【バティック豆本を作る】(6)出来た!

 机の上に並んだ巻物は、天地8.5センチ、厚さ3.5センチぐらいの仕上がり。手のひらにすっぽり収まるぐらいのサイズ感。紙の厚みによって、巻物の太さはいろいろだ。  豆本と言っても、オーダー主である父の好きそうな少し大きめサイズなので、豆本が […]

【バティック豆本を作る】(5)仕上げ

 巻いたりほどいたり、プレスしたり乾かしたりを繰り返しながら、いよいよ、仕上げの作業に入る。まずは、タイトルタグ。  既製品でない方がいいと思い、活版印刷した時に外題も刷っておきました。定規を当てて四角く切ると既製品のようにも見えるので、手 […]

【バティック豆本を作る】(4)バティックに紙を貼る

 ネパールのロクタ紙に活版印刷したインクをじっくり乾かした後は、製本作業。「製本」と言っても、通常の中綴じ本のように、まとめた紙の片側を、のりや糸で綴じる作業ではない。巻物になるので、広げた布の上に順番に紙を貼っていく。これが、簡単そうに見 […]

【バティック豆本を作る】(3)インクが乾くのを待つ間

 「チレボン銀河鉄道」は、ネパールの手漉き紙ロクタに樹脂凸版印刷し、インクが乾くのを待っている(【バティック豆本を作る】 (2)紙に印刷する)。その間に父が、「バティック豆本」のアイデアいろいろを「ペン子ちゃん手帳」に書き留めて送ってくれた […]

【バティック豆本を作る】(2)紙に印刷する

 「バティックが最大限に活かせる巻物」とコンセプトが決まり、まずはプロトタイプ(原型)を制作。パソコンから実寸大に出力した紙を、横長に細く切ったバティックに貼り付ける。  初めてのデザインと素材なので、布に紙を貼り付けられるか、さらにそれが […]

【バティック豆本を作る】(1)スタート

 精緻な手描きバティックは手元でじっくりと眺めたい。バティック職人さんも「手に取った人が見飽きることのないように」と、様々な工夫を凝らして模様を埋めている。仕立てて服にする、飾って部屋のインテリアにする、という以外に、手に取ってじっくり見る […]

【バティック豆本を作る】チレボン銀河鉄道

 賀集由美子さんを送るつもりで書いた「チレボン銀河鉄道」。賀集さんと夫のコマールさんが、チレボン駅から銀河鉄道に乗って旅立つ物語です。この話を「バティック豆本にする」というプロジェクトが進行中です。  豆本を制作してくれているのは、赤井都さ […]