ソロ

自分だけの一着を自由気ままに着る 及川さんに聞くバティック仕立てのコツ

 及川裕美さんが、インドネシア駐在の約2年間で仕立てたバティックの数は、56着。クローゼットを開けると、カラフルなバティックがずらーーっと。好きな色が偏ってしまいそうなものだが、色合いは様々。「同じ物を持っていても仕方がないので、クーピーの […]

[100枚のバティック](26)インドネシアの雨[ウダン・リリス]

 飛行機でソロ空港の上空にさしかかると、長い乾期の続く中部ジャワの大地は茶色だった。「うわー、バティックも茶色で、大地も茶色だー」と思わず声が出た。  中部ジャワのバティックの特徴は「茶色」。茶、黒、白という色合いが、なんとも地味だ。元々は […]

布は語る

 バティックは、多くの人の手を経る手作りということもあって、たとえ「同じ物を」と複製をオーダーしても、同じ物には絶対になりません。模様となる線描き(イセン)は職人さんの自由裁量に任されていますし、色合いもその時々で変わってきます。なので、バ […]