運命のサカナ柄 アフリカの「私の家」へ [100枚のバティック(36)]
インドネシアからアフリカ・チュニジアへの転勤の決まった安藤彩子さんがインドラマユで出会った「運命のサカナ柄」バティック。「早速バティックを飾りましたので、自慢させてください!」とチュニジアの新居の写真が送られて来ました。その写真があまりにも […]
インドネシアからアフリカ・チュニジアへの転勤の決まった安藤彩子さんがインドラマユで出会った「運命のサカナ柄」バティック。「早速バティックを飾りましたので、自慢させてください!」とチュニジアの新居の写真が送られて来ました。その写真があまりにも […]
インスタグラムの広告で流れてきた動画。イラストのねこが伸びをし、毛玉で遊ぶ。それと同じねこ柄の部屋着を着た男女が、イラストのねこをなでたり、戯れている。あまりのかわいさに釘付けに。 インドネシアのルームウェア・ブランドのサレ・スタジオ( […]
人生の転機にあったyumiさんが出会った、インドラマユの一枚のバティック。yumiさんは「布の生まれ故郷を見たい」と、日本からインドラマユへ旅しました。一枚の布にまつわるストーリー、「100枚のバティック」の続きの物語です。 yumiさん […]
「ジャカルタねこ会」のニコさんから「人数分買いました」と、ねこ1匹ずつが爪とぎ器に乗っている写真が送られて来たのを見て、即購入。サイズと形を選べ、私もニコさんと同じ「大」「楕円」にしてみた。まずは2個購入。 これまで、うちで爪とぎに大人 […]
8月初め、インドネシアからの転勤が決まった安藤彩子さんとその友人と一緒にインドラマユへ行った。安藤さんの趣味はスキューバダイビングで、魚が大好き。安藤さんの「魚引き寄せ力」のお陰か、エディさんの工房で、これまで見たことがないような、魚を描 […]
賀集由美子さんが「チレボン銀河鉄道」に乗って旅立ってから、ちょうど3年となる2024年6月29日。その前日の28日、チレボンから、このバティックが届いた。インドネシア東部にあるルンバタ島ラマレラ村を描いたバティックだ。箱の窓からのぞいてい […]
インドラマユにあるエディさんの工房へ行くと、工房の横の路地に、出来上がったばかりの布が干してある。まだ濡れたままの布が何枚も干されていて、「あっ、新作のチャップ(型)だ!」とか「この色、いいな」とか、目を引かれる。「できるだけ新しい品が欲 […]
2024年5月、ペンギン愛好家の方と共にチレボンへ。いつものアリリ工房へ着いてから、「この辺の布は新作だよ」と言われたバティック布を開き始めた。おおーー、私の好きな動物柄だ! しかし、これは一体……? キリン、象、カンガルー、サイなど、ど […]
「ペットフレンドリー」、要は「ペット可」のアパート、これがジャカルタには非常に少ない。オーナーの許可を得て飼っている人もいるが、アパートとしては「禁止」にしている所がほとんどだ。「ペット可」の数少ないアパートの一つが、南ジャカルタ・クニン […]
及川裕美さんが、インドネシア駐在の約2年間で仕立てたバティックの数は、56着。クローゼットを開けると、カラフルなバティックがずらーーっと。好きな色が偏ってしまいそうなものだが、色合いは様々。「同じ物を持っていても仕方がないので、クーピーの […]
ジャワの影絵芝居「ワヤン」で使われる「グヌンガン」が好きだ。山の形をし、その中には生命樹を表す木が描かれている。シーンが切り替わる時に打ち振られ、物語の最後には舞台の中央にすっくと立つ。好きなのだが、模様にはラクササ(怪物)、虎や野牛など […]
「バシバシバシバシ……」、工房の隅でリズミカルな音が響いている。全面に茶色の蝋がべったり付いた、ずっしり重い布に、針で穴を開けているのだ。本当に、実際に、布に穴を開けている。布を透かして見ると、小さいとは言えぽっかりと穴が開き、向こう側が […]
一目見て「何それー?!」。パッと目を引く存在感と力のある、カメラ柄バティック。小池直子さんの依頼で、賀集由美子さんが作ったチャップ(型押し)バティックだ。小池さんの「何が何でも」という熱意で1年半かけてようやく実現した。ちょうどコロナ禍中に […]
クリスマスの大型連休が始まる土曜の深夜0時、「ウミ(ウミ+海)ツアー」に出発した。目的地は、中部ジャワのミニさんの郷里、すなわち、ウミの新しい家。その後、近くのビーチ・リゾートに一泊する予定だ。 よく当たる石井ゆかりさんの星占いを見ると […]
中部ジャワ・バティックに詳しい福田藍さんに、ソロ、ジョグジャカルタのバティックの話をうかがった。その時、「手持ちのバティックを持って来てください」とお願いした。そのうちの一枚が、なんとも大胆な柄。 「これは、現代文様ですか?」 「いや、 […]
飛行機でソロ空港の上空にさしかかると、長い乾期の続く中部ジャワの大地は茶色だった。「うわー、バティックも茶色で、大地も茶色だー」と思わず声が出た。 中部ジャワのバティックの特徴は「茶色」。茶、黒、白という色合いが、なんとも地味だ。元々は […]
賀集由美子さんの作りかけの布。細い帯状のバティックが2本。その上にはそれぞれ、ザクロの木の枝に止まるクジャク。枝の向きは左右で90°違い、クジャクはお互いに背を向けている。さて、これは何でしょう? 不思議な形状で、賀集さんがこれで何を作 […]
天皇皇后両陛下との接見で身に着けた、チレボンの巨匠カトゥラさんの「コロナと龍」バティック。茶色と紺の色違いで2枚買った。着用した茶色の方は、布のままで大事にしまってある。紺色の方は、思い切って仕立ててみようか。 竹田有希さんの「シャツの […]
ウミが出発する日の朝。私は会社へ行き、ミニさんは、鳴き続けているウミを静かにさせるため、紐を付けて、下へ散歩に連れて行った。最初のうちは紐を嫌がっていたウミも、だんだん慣れてきて、散歩を楽しむようになっていた。会社に着いてから、その動画が […]
ウミの旅立ちの日。ミニさんから「午後6時にアパートを出て、6時半のバスに乗る」と聞いていた。間に合うように帰宅できればと、5時ぴったりに会社を出て、帰路を急いだ。ところが、高速道路に乗ろうとした時点で、「もうアパートを出た」という連絡が。 […]