マンゴー・レイン[インドラマユのチャップ] [100枚のバティック(9)]
インドラマユはマンゴーの街。インドラマユ市内には、ジャカルタの「歓迎の塔」のような場所に「マンゴー・モニュメント」が立っている。 ジャワ島のほかの平地とそんなに気候は変わらなく感じるのに、なぜだろうか、マンゴーがよく採れる。ジャカルタか […]
ねことバティック Cats and Batik
インドラマユはマンゴーの街。インドラマユ市内には、ジャカルタの「歓迎の塔」のような場所に「マンゴー・モニュメント」が立っている。 ジャワ島のほかの平地とそんなに気候は変わらなく感じるのに、なぜだろうか、マンゴーがよく採れる。ジャカルタか […]
インドラマユはチレボンから約50キロの港町。ここのバティックが好きだ。手描きの精緻さと華やかな色合いはチレボン・バティックにかなわないけど、素朴さと独特の面白さがある。何より、値段が安くて気軽に使えるのが良い。ソファに掛けたり、テーブルク […]
ねこを飼うのに躊躇する理由の一つが「家具を傷付けないか」だと思う。特に賃貸で住む場合、その問題は大きい。そんな時に役立つのがバティックだ。 うちのねこの場合、ベッドのヘッドボードでバリバリ爪とぎを始めて、困っていた。ベッドの一つは布張り […]
母が旅行先で入院し、ジャカルタから駆け付けた時のこと。マヌカハニー、梅エキスなど体に良さそうな物を適当に荷物に入れる中で、バティックも一枚、入れた。「旅行の時にバティック一枚あると便利ですよ」とは、賀集由美子さんに教えていただいたことだ。 […]
バティックを使った豆本「チレボン銀河鉄道」完成しました! バティックとロクタ紙というファジーな素材だけれど、きちんと感が漂う出来に昇格しました。こうなると、ファジーさは、面白いアートと感じられます。 巻物の軸は、天気輪の柱。ここから銀 […]
バティックの飾り方としてインドネシアで最も一般的なのは、装飾を施した木の棒に布を掛け、その棒を壁に吊す、というやり方だ。ただ、それでは、折りたたんだ反対側の、布の一部は隠れてしまって見えなくなる。また、バティックは「腰に巻いて身に着ける」 […]
机の上に並んだ巻物は、天地8.5センチ、厚さ3.5センチぐらいの仕上がり。手のひらにすっぽり収まるぐらいのサイズ感。紙の厚みによって、巻物の太さはいろいろだ。 豆本と言っても、オーダー主である父の好きそうな少し大きめサイズなので、豆本が […]
巻いたりほどいたり、プレスしたり乾かしたりを繰り返しながら、いよいよ、仕上げの作業に入る。まずは、タイトルタグ。 既製品でない方がいいと思い、活版印刷した時に外題も刷っておきました。定規を当てて四角く切ると既製品のようにも見えるので、手 […]
ネパールのロクタ紙に活版印刷したインクをじっくり乾かした後は、製本作業。「製本」と言っても、通常の中綴じ本のように、まとめた紙の片側を、のりや糸で綴じる作業ではない。巻物になるので、広げた布の上に順番に紙を貼っていく。これが、簡単そうに見 […]
「バティックが最大限に活かせる巻物」とコンセプトが決まり、まずはプロトタイプ(原型)を制作。パソコンから実寸大に出力した紙を、横長に細く切ったバティックに貼り付ける。 初めてのデザインと素材なので、布に紙を貼り付けられるか、さらにそれが […]
バティックは、多くの人の手を経る手作りということもあって、たとえ「同じ物を」と複製をオーダーしても、同じ物には絶対になりません。模様となる線描き(イセン)は職人さんの自由裁量に任されていますし、色合いもその時々で変わってきます。なので、バ […]
精緻な手描きバティックは手元でじっくりと眺めたい。バティック職人さんも「手に取った人が見飽きることのないように」と、様々な工夫を凝らして模様を埋めている。仕立てて服にする、飾って部屋のインテリアにする、という以外に、手に取ってじっくり見る […]