「チレボン銀河鉄道」のバティック、制作中!
「チレボン銀河鉄道」は、賀集由美子さんの作ったバティックから着想を得た物語だ。チレボン駅のホームにたたずむペン子ちゃんとジャワねこ先生。そこへ、屋根の上にもペンギンを山盛りにしてホームに入って来る列車。銀河鉄道の線路脇に咲く花は、竹田有希 […]
ねことバティック Cats and Batik
「チレボン銀河鉄道」は、賀集由美子さんの作ったバティックから着想を得た物語だ。チレボン駅のホームにたたずむペン子ちゃんとジャワねこ先生。そこへ、屋根の上にもペンギンを山盛りにしてホームに入って来る列車。銀河鉄道の線路脇に咲く花は、竹田有希 […]
朝が来た。子ねこがいる、というのがまだ信じられない気持ちだ。フレディは朝ごはんを食べてから元気に遊んでいたが、突然、部屋の隅で激しく鳴いた。普通ではない鳴き方で、あわてて駆け付けてみると、粗相をしていた。まだ赤ちゃんだし、初めての家だし、 […]
水曜はコロッケパーティーの日。約束の午後4時を目指して、コロッケが揚がり始める。そのころ、ケージに入れられたフレディはプトリの車に乗って、5日間過ごした家を出発した。ケージの中で、大きいごはん皿を抱えるようにして、懸命にごはんを食べている […]
水曜のコロッケパーティーまでの間に、プトリから2本の動画が来た。最初の動画はわずか4秒。拾われた日に撮られた物で、これが動いている子ねこを見た最初だった。段ボール箱の中から庭の様子をうかがっている黒い子ねこ。「ハロー、チュッチュッチュッ( […]
始まりは、2月のある土曜日。インドネシア人の親友のプトリから、WA(ホワッツアップ)がポン、ポン、ポン、と来た。 Hanako sanMau kucing kecil?Untuk di apartemen?はなこさん子ねこいる?アパートで […]
ジャカルタ在留邦人の間にその名を知られた「ベティーさん」、本名はベティー・ダルマワン(Betty Darmawan)さん。「ベティーさんオーダー会」でも触れたように、1982〜84年の2年半、夫の駐在で日本に滞在。日本語学校へ通って日本語 […]
「ベティーさんオーダー会」でバティック2枚をオーダーしたダグソトさんは、「バティックは基本的に『服にしたらいいな』という物を買う」、「バティックは服」派。なので、「バティックは自分の着そうな物を選んで、あまり奇抜な物は選ばない。例えば『メ […]
「ベティーさんオーダー会」で、西川知子さんはバティック2枚をオーダーした。 伝統的な花鳥模様で茶色と紺のバティックは「コロナ禍中にバティックを買いまくっていた中の一枚」。インドネシア・バティック協会のインスタグラム・ライブで購入した。ラ […]
バティックの布を買った場合、「服に仕立てる」という人が一番多いだろう。バティックとは元々、身に着けるものだ。しかし、一枚の布を腰に巻くのが伝統的なスタイル。柄や配置はそれに合わせてあるので、普通のテキスタイルとは違う。布のどこをどう使うか […]
バティックを飾る定位置の一つが、バスルームだ。元々はビニールのシャワーカーテンが掛かっていたのだが、それを取り払って、突っ張り棒にバティックを掛けている。 バスタブはそんなに使わないし、もし使ったとしても、それほど水がはねることもない。 […]
インドラマユのバティック職人、アアットさんの家を初めて訪ねた時のこと。窓に掛かっている手作りのカーテンに目を奪われた。大小の魚やタツノオトシゴ、クラゲが楽しそうに海の中を泳いでいる。間にはサンゴ、波模様、ヒトデ? どの魚も表情豊かで生き生 […]
インドラマユを代表するモチーフというと「イワック・エトン」(Iwak Etong)。「これがかわいいと思えるようになったらバティック上級者」と冗談を言っていた人もいるぐらいで。 一番最初に目に付くのは伊勢エビのような大エビ。これがとても […]
インドラマユにあるエディさんの工房で、チャップ(型)押しの体験をした。初めてのチャップ体験は、賀集由美子さんと一緒に行ったプカロンガン旅行で。バティック・ミュージアムで花形のチャップを、皆で順番に1回だけ布に押した。インドラマユでは「やっ […]
ピザの一片のような形をした茶色や黒色の三角形が、布全体を埋め尽くしている。うまく、たくさん、はまるように、三角形は大きかったり小さかったり、細かったり、中には四角だったり丸っこかったり。不揃いな形で、ぎっしりと配置されている。 「このモ […]
インドラマユはマンゴーの街。インドラマユ市内には、ジャカルタの「歓迎の塔」のような場所に「マンゴー・モニュメント」が立っている。 ジャワ島のほかの平地とそんなに気候は変わらなく感じるのに、なぜだろうか、マンゴーがよく採れる。ジャカルタか […]
「ねことバティック」なので、ねこ柄のバティックは最優先。しかし、「賀集さんのねこ」や「ワワンさんのねこ」で書いたように、ねこ柄のバティックは、実はあまりない。インドネシアではねこが非常に身近な存在なのだが、バティックでのねこの表現が、なか […]
出会ってしまった、不思議なバティック。バティックはどれも一期一会なのだが、これはその中でも群を抜く「一期一会」だ。 チレボンのカトゥラ工房には、戸棚で三方を囲まれた小さな部屋がある。戸棚に詰まったバティックを取り出しては、広げる。どんど […]
インドラマユはチレボンから約50キロの港町。ここのバティックが好きだ。手描きの精緻さと華やかな色合いはチレボン・バティックにかなわないけど、素朴さと独特の面白さがある。何より、値段が安くて気軽に使えるのが良い。ソファに掛けたり、テーブルク […]
ねこを飼うのに躊躇する理由の一つが「家具を傷付けないか」だと思う。特に賃貸で住む場合、その問題は大きい。そんな時に役立つのがバティックだ。 うちのねこの場合、ベッドのヘッドボードでバリバリ爪とぎを始めて、困っていた。ベッドの一つは布張り […]
母が旅行先で入院し、ジャカルタから駆け付けた時のこと。マヌカハニー、梅エキスなど体に良さそうな物を適当に荷物に入れる中で、バティックも一枚、入れた。「旅行の時にバティック一枚あると便利ですよ」とは、賀集由美子さんに教えていただいたことだ。 […]