賀集さんのインドネシア地図をもう一度 ㊤ [100枚のバティック(20)]
賀集由美子さんの「インドネシア地図」の複製(レプロ)作業が進んでいる。 賀集さんのインドネシア地図のバティック(蝋描き)をして、賀集さん直筆の原画を所有しているのは、インドラマユのバティック職人アアットさん。レプロすなわち複製を頼んだが […]
ねことバティック Cats and Batik
賀集由美子さんの「インドネシア地図」の複製(レプロ)作業が進んでいる。 賀集さんのインドネシア地図のバティック(蝋描き)をして、賀集さん直筆の原画を所有しているのは、インドラマユのバティック職人アアットさん。レプロすなわち複製を頼んだが […]
チレボン・バティックの「巨匠」であり、賀集由美子さんのバティックの師匠であるカトゥラさんは、社会派だ。1997年のアジア通貨危機からスハルト政権末期のころ、経済困窮に苦しむ庶民や学生運動をバティックにしていた。政府批判や風刺をバティック作 […]
日本で、活版印刷を初めて体験しました。バティックのチャップ(型)と似ている面も! 「チレボン銀河鉄道」の豆本を制作してもらった、豆本作家の赤井都さん(私の妹です)の家へ。「活版印刷、やってみる?」と言われ、「やりたい!」と飛び付いた。 […]
チレボンのカトゥラ工房で買った高級バティックが2枚、破れてしまった。2枚とも壁に掛けたり貼ったりしてあったのだが、ふと見たら、破れている。多分、ねこが爪を引っ掛けて破ったのだろう。 「生命樹」の方は、模様部分には幸いほとんどかかっていな […]
久しぶりにインドラマユのアアットさんの家へ行ったら、奥が大改造されていた。土間だった作業場がタイル張りになり、金魚の水槽やスイングチェアまで置かれたくつろぎスペースに。その一角に蝋描きの場所があって、心落ち着かせる蝋のにおいが充満していた […]
「チレボン・バティック・ツアー」の準備でアリリ工房へ行った時、「今回、バティックは買わない」と決めていたのだが、面白い布きれを見付けて即買い。「スレンダン」(肩掛け布)だと言うのだが、通常のスレンダンよりも小さく、日本の手ぬぐいぐらいの大 […]
竹田有希さんの「チレボン銀河鉄道」バティックが出来ました。「チレボン銀河鉄道」とは、賀集由美子さんと夫のコマールさんがチレボン駅から旅立つ物語です。「こうだったらいいな」という願望を込めて、賀集さんを送るつもりで書きました。その物語のイメー […]
このインドネシア地図のバティックの線描きをしたのは、インドラマユのバティック職人、アアットさん。布の端には「©Studiopace & Aat」と書かれ、賀集さんの工房「スタジオ・パチェ」とアアットさんの共作であることを示している […]
「インドネシア地図模様のバティック」は、インドネシア関係者のお土産に最適だと思うのだが、例えばトコペディアを検索してみると、似たような品ばかりが出て来る。 長さは大体、1メートルぐらい。インドネシアの島の形だけが描かれ、書き込まれている […]
ここからは、写真や現物のバティックを見せながらの説明になりました。(セミナー写真・竹下香奈恵さん、セミナー以外の写真と写真説明・池田華子) 産地はさっき説明しましたけれども、ちょっとね、面白いのを。これ、イナクラフトで(見付けました)。ジ […]
昔は、お母さんのそばで子供のころからチャンティンで遊んでいたバティック職人の子供が、中学を卒業してからバティック職人になりました。今は工場へ働きに行ったりして、職人のなり手が減っています。(スタジオ・パチェの写真・高地伸幸さん、セミナー写真 […]
「ものすごく格好いいバティックだな」という第一印象だった。きりっとした紺白で「卍」がはっきりと浮き立ち、その周りには黒茶紺の複雑な模様が沈んでいる。 これは「箱卍(Banji Tepak)」という名のチレボン伝統文様。「Banji」は「 […]
上写真のクロースアップ。鳥の体の中の模様はイセン、周りはテンボック。テンボックの中に残された細い線は「ウィット」(wit=小枝)と言う。ギリギリ細い線を残して蝋で伏せる
よく使われるインドネシア語のバティック用語を簡単に解説します。(随時、追加・更新中) 蝋描き batik ろうけつ染め(蝋で防染して染める技法)、バティック tulis 手描き batik tulis 手描きのバティック canting チ […]
多色染めだと当然、単色染めよりも時間と手間がかかり、人件費が多くかかるので、それが値段に反映される、という話。「バティックの値段は多分、ほとんど、これ(=人件費)ですね」と賀集さん。(セミナー写真・竹下香奈恵さん、セミナー以外の写真と写真説 […]
手描きバティックに使う生地は木綿が中心です。ブランドも等級もいろいろあります。(写真と写真説明・池田華子) さっき、ガンバール(Gambar)、つまりデザインの話をしました。デザイン画っていうのは、紙に描いたりするんですが、これは「アルシ […]
バティックの染め方は、布全体を染める「浸染」(celup)と筆で色を挿す「色挿し」(colet)の2つがあります。本格的なやり方は浸染ですが、時間短縮のために色挿しも使います。(セミナー写真・竹下香奈恵さん) 配色についてなんですけども、 […]
セミナー会場が大きく沸いた「バティックとプリント」について。「バティック柄のプリント」と「バティック」について、混乱しているインドネシア人も日本人も多いのですが、その点をわかりやすく、面白く解説されています。(セミナー写真・竹下香奈恵さん) […]