[バティック豆本を作る](3)インクが乾くのを待つ間
「チレボン銀河鉄道」は、ネパールの手漉き紙ロクタに樹脂凸版印刷し、インクが乾くのを待っている(【バティック豆本を作る】 (2)紙に印刷する)。その間に父が、「バティック豆本」のアイデアいろいろを「ペン子ちゃん手帳」に書き留めて送ってくれた […]
「チレボン銀河鉄道」は、ネパールの手漉き紙ロクタに樹脂凸版印刷し、インクが乾くのを待っている(【バティック豆本を作る】 (2)紙に印刷する)。その間に父が、「バティック豆本」のアイデアいろいろを「ペン子ちゃん手帳」に書き留めて送ってくれた […]
「バティックが最大限に活かせる巻物」とコンセプトが決まり、まずはプロトタイプ(原型)を制作。パソコンから実寸大に出力した紙を、横長に細く切ったバティックに貼り付ける。 初めてのデザインと素材なので、布に紙を貼り付けられるか、さらにそれが […]
ねこ(フレディ)を飼い始めて間もないころ、チレボンの「アリリ工房」を訪ねた。賀集由美子さんとも親しくしていたアリさん、ワワンさん夫婦の工房だ。夫のワワンさんはねこが大好きで、工房には常に数匹のねこがいる。バティック職人さんたちが蝋描きして […]
「100枚のバティック」、1枚目はこちら。賀集由美子さんが亡くなってから、出会った布。これまで見たことのなかったねこ柄に、「珍しい。ねこだ!」と思って購入した。 賀集さんのバティックに、ねこはあまり登場しない。自らの分身であるペンギンの […]
バティックは、多くの人の手を経る手作りということもあって、たとえ「同じ物を」と複製をオーダーしても、同じ物には絶対になりません。模様となる線描き(イセン)は職人さんの自由裁量に任されていますし、色合いもその時々で変わってきます。なので、バ […]
精緻な手描きバティックは手元でじっくりと眺めたい。バティック職人さんも「手に取った人が見飽きることのないように」と、様々な工夫を凝らして模様を埋めている。仕立てて服にする、飾って部屋のインテリアにする、という以外に、手に取ってじっくり見る […]
賀集由美子さんを送るつもりで書いた「チレボン銀河鉄道」。賀集さんと夫のコマールさんが、チレボン駅から銀河鉄道に乗って旅立つ物語です。この話を「バティック豆本にする」というプロジェクトが進行中です。 豆本を制作してくれているのは、赤井都さ […]
インドネシア西ジャワ州チレボンで2021年6月29日に逝去した賀集由美子さん、同7月5日に逝去した夫のボントット・コマールさんに寄せて。「こうだったらいいな」という願望を込めた、宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」のオマージュです。賀集由美子さん作の […]