「ねこ」の検索結果 86件

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「チレボン銀河鉄道」のバティック、制作中!

 「チレボン銀河鉄道」は、賀集由美子さんの作ったバティックから着想を得た物語だ。チレボン駅のホームにたたずむペン子ちゃんとジャワねこ先生。そこへ、屋根の上にもペンギンを山盛りにしてホームに入って来る列車。銀河鉄道の線路脇に咲く花は、竹田有希 […]

アアットさんのカーテン [100枚のバティック(13)]

 インドラマユのバティック職人、アアットさんの家を初めて訪ねた時のこと。窓に掛かっている手作りのカーテンに目を奪われた。大小の魚やタツノオトシゴ、クラゲが楽しそうに海の中を泳いでいる。間にはサンゴ、波模様、ヒトデ? どの魚も表情豊かで生き生 […]

蝋のスタンプ[チャップ体験] [100枚のバティック(11)]

 インドラマユにあるエディさんの工房で、チャップ(型)押しの体験をした。初めてのチャップ体験は、賀集由美子さんと一緒に行ったプカロンガン旅行で。バティック・ミュージアムで花形のチャップを、皆で順番に1回だけ布に押した。インドラマユでは「やっ […]

ビスケットの饗宴[インドラマユの伝統模様] [100枚のバティック(10)]

 ピザの一片のような形をした茶色や黒色の三角形が、布全体を埋め尽くしている。うまく、たくさん、はまるように、三角形は大きかったり小さかったり、細かったり、中には四角だったり丸っこかったり。不揃いな形で、ぎっしりと配置されている。  「このモ […]

マンゴー・レイン[インドラマユのチャップ] [100枚のバティック(9)]

 インドラマユはマンゴーの街。インドラマユ市内には、ジャカルタの「歓迎の塔」のような場所に「マンゴー・モニュメント」が立っている。  ジャワ島のほかの平地とそんなに気候は変わらなく感じるのに、なぜだろうか、マンゴーがよく採れる。ジャカルタか […]

世界にたった一つの生命樹[バティック絵画] [100枚のバティック(7)]

 出会ってしまった、不思議なバティック。バティックはどれも一期一会なのだが、これはその中でも群を抜く「一期一会」だ。  チレボンのカトゥラ工房には、戸棚で三方を囲まれた小さな部屋がある。戸棚に詰まったバティックを取り出しては、広げる。どんど […]

バナナの行列[インドラマユの伝統模様] [100枚のバティック(6)]

 インドラマユはチレボンから約50キロの港町。ここのバティックが好きだ。手描きの精緻さと華やかな色合いはチレボン・バティックにかなわないけど、素朴さと独特の面白さがある。何より、値段が安くて気軽に使えるのが良い。ソファに掛けたり、テーブルク […]

夜の象[染め変え] [100枚のバティック(5)]

 バティックでこんなこともできるんだ、ということをお見せするためにご紹介したいのが、こちらの象柄バティックの「お直し」だ。  2019年10月、「チレボン・バティックお買い物ツアー」で、ブディ・マシナ工房へ行った時のこと。象の模様のバティッ […]

[バティック豆本を作る](7)銀河鉄道の旅

 バティックを使った豆本「チレボン銀河鉄道」完成しました!  バティックとロクタ紙というファジーな素材だけれど、きちんと感が漂う出来に昇格しました。こうなると、ファジーさは、面白いアートと感じられます。  巻物の軸は、天気輪の柱。ここから銀 […]

[バティックを使う]壁に貼る

 バティックの飾り方としてインドネシアで最も一般的なのは、装飾を施した木の棒に布を掛け、その棒を壁に吊す、というやり方だ。ただ、それでは、折りたたんだ反対側の、布の一部は隠れてしまって見えなくなる。また、バティックは「腰に巻いて身に着ける」 […]

チレボン駅のブックカバー[複製] [100枚のバティック(4)]

 「チレボン銀河鉄道」のバティック豆本が出来上がるのとほぼ同じタイミングで完成した、このバティック。賀集由美子さんのブックカバーをアリリ工房に複製してもらった。  オリジナルのブックカバーは、サッカー選手や監督にインタビューした本「蹴る群れ […]

[バティック豆本を作る](6)出来た!

 机の上に並んだ巻物は、天地8.5センチ、厚さ3.5センチぐらいの仕上がり。手のひらにすっぽり収まるぐらいのサイズ感。紙の厚みによって、巻物の太さはいろいろだ。  豆本と言っても、オーダー主である父の好きそうな少し大きめサイズなので、豆本が […]

[バティック豆本を作る](5)仕上げ

 巻いたりほどいたり、プレスしたり乾かしたりを繰り返しながら、いよいよ、仕上げの作業に入る。まずは、タイトルタグ。  既製品でない方がいいと思い、活版印刷した時に外題も刷っておきました。定規を当てて四角く切ると既製品のようにも見えるので、手 […]

[バティック豆本を作る](4)バティックに紙を貼る

 ネパールのロクタ紙に活版印刷したインクをじっくり乾かした後は、製本作業。「製本」と言っても、通常の中綴じ本のように、まとめた紙の片側を、のりや糸で綴じる作業ではない。巻物になるので、広げた布の上に順番に紙を貼っていく。これが、簡単そうに見 […]

空の鳥かご、自由 [100枚のバティック(3)]

 リボンと花で美しく飾られた鳥かご。しかし、どの鳥かごも空っぽだ。開け放たれた戸口に留まった鳥が外に向かってさえずっていて、音符は花へと変わり、空中に舞う。リボンの上で羽根を休める鳥、翼を広げて飛ぶ鳥、どの鳥も楽しそうだ。花とリボンが画面い […]

[バティック豆本を作る](3)インクが乾くのを待つ間

 「チレボン銀河鉄道」は、ネパールの手漉き紙ロクタに樹脂凸版印刷し、インクが乾くのを待っている(【バティック豆本を作る】 (2)紙に印刷する)。その間に父が、「バティック豆本」のアイデアいろいろを「ペン子ちゃん手帳」に書き留めて送ってくれた […]

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